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「最期」の始め その二
老化について


岡 健朗
 新採用の皆さん、 異動された皆さん、 新しい職場の居心地はいかが?息苦しくはない?定年まで後二年の私も、 今回は異動で正直、 悩みました。 今年異動しなければ、 残り一年での異動は難しいかも、 なんてね。 (異動の最後いつか書かなきゃ) さて読者は、 若いうちに様々な老化現象が現れるウェルナー症候群早老症をご存じですか?
 忘れないためDr.Leonard Guarente/Massachusetts Institute of Technologyの話だったと控えておいたのですが・・・
 彼によると、 「老齢化の過程では、 脳だけでなく身体の各組織に様々な変化が見られる。 (最近気がついたのだけれど、 満員電車の中で、 むっつりしてたら、 呼吸してないことを忘れてて、 慌てて口を開けて呼吸してた。 老いからの忘れものも、 ここまで来るんだね)。 そのため、 従来進化生物学者は、 「たった一つの遺伝子や基本的な仕組みで老化が起きることはまずない」 と言ってきた。 が、 最近 「イースト菌のある遺伝子、 リボソームDNA (rDNA) と呼ばれる遺伝物質を活性化すると、 老化が早まることが分かった」 というのです。
  「イースト菌細胞が分裂するとき、 rDNA遺伝子がはずれて、 DNAの輪を作る。 その老化の引き金を母細胞に残し、 娘細胞の方は束縛を受けずに自由に成長できる (うちの娘は母心を知らず、 母親は母親で老いを認めない。 父親?出番がない)。 つまりイースト菌の核の中でrDNAが増えて、 蓄積されると細胞は老化し、 やがて死に至る。 ところが人間の場合も、 ウェルナー症候群早老症のように、 ある種の突然変異遺伝子を持つと、 そうした老化の仕組みが加速される」 というのです。 たった一つの遺伝物質が老化自体を握っている!逆を言えば、 たった一つの遺伝物質を何とかすれば老化を遅らせることができる?
 多分、 貴方には間に合ってもそれを待てない私の老化。
 でもね、 私の寿命と、 人類の寿命、 残された差はたいしてないのかも。 だったらせめて、 この世からの異動時期を、 自ら早めることは止めようね。

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