●ホーム●ニュース●トピックス●都田小学校退職強制問題→05.06
横校労ニュース
トピックス
●都田小学校退職強制問題
退職強要問題は終わっていない ― 都田小問題その後 ―
――都田小その後・不可解な市教委と木村校長の動き――
赤 田 圭 亮

*はじめに
 この論考を書いているのは新学期が始まって約一ヵ月あまりの六月上旬。 ずいぶん時間が経ってしまったが、 読者のみなさんは、 四月号に掲載された都田小退職強要問題について覚えておいでだろうか。 この二月から三月にかけて、 はからずも退職強要の的となってしまった本多先生は現在、 横校労組合員として、 また個別支援級の担任として平穏な日常を送っている。 部外者からみれば 「そりゃ、 よかったじゃん!」 であるが、 それでは済ますことができない大きな問題であったことは、 本多先生でなくとも想像するに難くない。 「依願退職しないと、 分限免職になる」 という身に覚えのない脅しを、 直接の上司である校長に言い渡されるなどということは、 教員人生でそうあることではない。 理由も知らされない 「クビ」 の恐怖に耐えられるほど、 私たち教員は強くはない。
 すんでのところで本多先生の問題に関わった横校労は、 この問題を単に 「職を守った」 と総括して終わらせるわけにはいかない、 と考えてきた。 この問題は、 一校長の特別な性癖の問題であるばかりでなく、 故のない校長権限の強化を言い立て、 「事故」 を起こしても知らん顔を決め込み、 教員の一人や二人、 替わりはいくらでもいるワイ、 と尊大な顔で 「クビ切りシステム」 を温存しようとする横浜市教委の体質の問題であるのだ。
 退職強要問題は終わっていない。 新たに採用された八〇〇人余の新採用教員は、 同じシステムの下、 あと一〇ヵ月を駆け抜けるしかない。 途上で躓けば、 同じ恐怖にさらされることになる。 さらに言えば、 このシステムは新採用教員だけでなく、 基準や根拠らしいものも示されないまま、 校長の恣意によって挙げられる不適格教員のあぶり出しシステムとも連動している。 故があろうがなかろうが、 いったん不適格との烙印を押されれば、 そこから抜け出ることは簡単ではない。 私たちは、 都田小退職強要問題を他山の石として、 管理職、 市教委と向き合う必要があるということだ。

*「すべては市教委の指示、 私は本多先生に配慮してきた」
 四月一九日、 都田小校長室において校長交渉を行ったときの木村光義校長の発言である。 さかのぼること二週間、 同じ校長室で 「確認交渉」 をおこなった。 本多先生の校内での組合活動及び職専免問題などについて確認をおこない、 その席上退職強要問題についての申し入れを手交、 その際、 木村校長は 「浜管組や弁護士にも相談しているので」 と言わずもがなの発言をした。 私は二五年以上さまざまな学校で校長交渉をしてきたが、 こんなことを言った管理職はいなかった。 怯えの裏返しだと思った。
 予想通り、 一九日の交渉では、 市教委と詳細に打ち合わせをしたのか、 申し入れ項目に沿って立て板に水の回答であった。 そのトーンが 「すべては市教委の指示、 私は本多先生に配慮してきた」 であり、 「自分は悪くない」 であった。 結果として 「クビ」 にはならなかったにしても、 その理由も告げずに自らが 「退職願を書かないと分限免職になる」 と伝えた責任など感じているふうでもなく、 まるで自分も被害者だといった態度である。

* 「欠勤扱いはミス、 これで始末書を提出した」
 交渉の途中、 木村校長はやおらソファから立ち上がり、 深々と頭を下げようとした。 こちらはあまりの茶番に苦笑しながら制したのだが、 ずるいやり方だと思った。 経緯はこうである。
 退職強要の理由 (校長は市教委への報告書を開示しようとしないので明確ではないのだが) の三点のうちの一つ 「たった一度の無断欠勤についての報告」 の存在は、 三月四日の市教委による本多先生への事情聴取の際、 本多先生が市教委内藤指導主事から指摘されて判明したのだが、 この段階で本多先生が 「(通院のための休暇は) 届けてあるはず」 と主張、 帰校後、 校長は副校長に確認したところ、 その日電話で本多先生から連絡があったことが判明、 その旨を市教委に報告。 市教委は校長に対して 「報告の訂正と始末書を提出せよ」 と指示、 八日に校長が始末書を提出したことがわかった。
  「謝れば済むのかよ」 である。 体調を崩し、 通院をしている教員に 「あまり無理をしないで」 と声をかけるのならともかく、 この校長は、 電話が来たかどうかも確認せず、 たった一度の 「欠勤」 を血眼になって探しだし、 報告書に記載したのだ。 本当に欠勤したのなら 「欠勤処理」 がなされ、 賃金カットがおこなわれるのが常識である。 当の校長も、 担当指導主事もそれすらも確認しなかったのだ。 服務に関する大きなミスである。 私は、 校長も指導主事も処分の対象とすべきであると思うのだが。

「いつも出張命令簿は事前に提出されていた」
 日産スタジアムでの体育大会の日、 本多先生は学校に戻り、 雑務を片付け、 最後に明日の県の理科研究会の出張届けを校長の机上に置いて退勤した。 管理職二人はすでに退勤したあとだった。 出張については、 市の理科部会を通して事前に申し込んであったので参加したに過ぎない。 木村校長は、 これが面白くなかったようで、 この点を 「(当日おこなわれた) 校内授業研に出席せずに、 無断で出張に出かけた」 と報告したようである。
 出張は原則として、 校長の出張命令と旅費の支給があって成立するものである (最近では命令のみで旅費が支給されない 「逆カラ出張」 も多いが)。 この日の出張命令簿にはしっかり校長の印が押してあったし、 旅費もすでに支給されている。 にもかかわらず、 校長はなぜ、 前項と同様、 こんな些細なことを勤務状況報告書に記載したのか。 交渉の中では校長は 「本多先生は、 いつもきちんと事前に提出していた」 と言うのである。 結果的に 「無断」 であったと校長が言い募るなら、 命令簿に印を押さず 「事故」 として処理すべき事柄である。 報告書のためのあら探しをしたとしか考えられず、 一般的な管理職のあり方と比較しても異様というほかない。

* 「冷たいのです。 支えてくれないのです。 塩をぬりこんで追い込むことはあっても」
 横校労は、 この問題についてのビラを四月四日、 五日の二日間で職場に配布した。
 その次の日、 組合事務所にある情報が寄せられた。 差出人名のない 「匿名」 情報である。 内容は、 自分の存在が明らかになることを極端におそれているように感じられる文章だが、 その中で木村校長についてのかなり詳しい言及がされていた。
 この月刊 「横校労」 に組合員が文章を書く場合、 私たちは 「署名」 を原則としている。 対岸の闇から飛礫を投げるような卑怯な真似はするまい、 という自戒からである。 その意味で、 こうした 「匿名」 情報を公表することに大きなためらいがある。 また、 かなり強い思いと決意を込めて書かれたこの文章は、 読み方によっては、 人物が特定されてしまう可能性も考えられる。 そんなことから、 この情報については 「禁じ手」 とすべき、 と考えてきた。
 しかし木村校長は、 交渉のなかで自己保身と言い訳を繰り返し、 自らの責任をとろうとはしていない。 私たちもそれなりの調査はしてきたが、 この情報ほどには具体的かつ詳細ではない。 そこで、 あえて組合の責任で、 一教員と思われる情報提供者の文章の一部を公開したほうがいいと判断した。 彼 (彼女) の本意が強く現れている部分についてのみ紹介する。
 情報は、 名前以外の自分の素性を明らかにした上で、 都田小内でおきたある事件についての経緯を述べ、 木村校長が赴任したこの数年の間に 「地域と学校、 保護者と学校の間に不信感が生じているのではないか、 と懸念しています」 とし、 木村校長が来てから教員の異動と退職者の割合がかなり高い、 と指摘。 そして上の小見出しの文章に続いて 「・・・追い込むことはあっても、 辛さをやわらげてくれることはないのです。 そして陰湿でこわいのです。 とても実名で訴えることなどできません。 ・・・自分の人生のこと、 健康のこと、 苦しんでいること、 そんなことを告白し、 受けとめてもらおうと思える人がいるのでしょうか。 ・・・逃げてしまった者が言うのは無責任に思われるかもしれませんが、 これ以上都田小で、 心が参ってしまう人が増えていくのを阻止してほしいと思うのです。」 と結ばれている。
 現在、 多くの教員は、 身辺のことについて管理職に相談に乗ってもらおうなどとは、 あまり考えてはいないと思うが、 一方 「恐怖感」 を覚えることも希だろう。 しかし、 この文章からは確かに 「怯え」 のようなものを感じとることができる。  
 木村校長は、 あとになって始末書まで書かなければならないような不確かなことや、 些細な出張命令の行き違いについてまで報告することで、 何を画策しようとしたのか。 好々爺然たる風貌とはあまりにかけ離れた彼の行為が、 情報提供者の 「思い」 と重なるように感じてしまうのは私だけだろうか。

* 「自殺でも、 という心配をして市教委に一報を入れた」
 本年一月五日のことである。 木村校長は、 本多先生が療休に入る際、 「学校のことを思い出すだろうから、 あまり連絡はしない」 と言っていたにも関わらず、 この日の日中、 本多先生の自宅と携帯に電話を入れた。 校長としては、 だから 「心配して」 というより、 一月七日に予定されていた保護者会で学級担任の変更や、 教科指導について説明するために本多先生に最終確認をしたかったようだ。 電話がどちらも不在だったので、 木村校長は 「自殺でも」 と考えて市教委に連絡した。 その後、 養護教諭に 「学校に連絡するよう言ってくれ」 と依頼したという。
 おかしな行動である。 校長の言うように 「自殺でも」 と考えたのであれば、 即刻自宅に赴き安否を確認するのが管理職の常識であるし、 不在の場合 「連絡を請う」 のメモを置き、 さらに緊急の連絡先に連絡を入れるべきである。 それらをなさず、 なにゆえ市教委に一報を入れることしかしなかったのか。 さらに不思議なことは、 養護教諭に連絡を依頼しておきながら、 その後連絡をとらず、 次の日の夕方一六時二〇分に本多先生に連絡を入れるまで何の手だても取った形跡はないのである。 慌てて市教委に連絡をいれた人間の行動とはとても思えない。 その結果、 市教委はこれを 「居所不明」 とみなし、 懲戒免職の理由としようとしていたのである。
  「自殺でも」 と考え、 市教委に一報を入れたとしたら、 一般的には緊急事態である。 しかし、 その日の深夜に至るまで校長は本多先生に連絡を入れていないし、 次の日の午前中、 管理職二人は出勤もしていないのである。
 本多さんは、 次の日には、 職場に電話連絡を入れている。 これを受けた当番の教員は、 電話があったことを出勤した副校長に伝えている。 少なくとも、 ことは校長にとって 「緊急事態」 ではなかったと判断せざるを得ない。 となるとこの市教委への 「一報」 の意味とは何なのか。

* 「すべてお話ししましたので、 もうお会いすることはしません」
 一時間半近い交渉の最後に、 私たちは怒りを抑えて、 不明な点について次回明確に回答するよう申し入れて、 校長室を辞去したのだが、 その後校長からはなしのつぶて。 こちらから電話を入れると、 いったんは 「会う」 と言うのだが、 数日後には 「弁護士からももう会わなくてもいいと言われている」 と交渉を拒否。 これだけ不審な点があるにもかかわらず、 だ。 右の小見出しは、 校長の最後の電話でのセリフだが、 木村校長はすべてを話してなどいない。 誠心誠意答えるつもりがあるのなら、 ここまで私が縷々述べてきた疑問点に回答すべきであるし、 自ら書いた幾通もの報告書を、 自らの責任で本多先生に開示すべきである。

*おわりに―市教委には恣意的なコードがあるのか?
 以上の報告は、 木村校長関連の部分を中心とした。 交渉の中では、 今まで不明だった市教委の動き、 殊に担当である内藤指導主事の要所要所での発言がかなりの部分明らかになっている。 また四月号の末尾に記した丸山修由教育センター所長のきわめて悪辣な問題発言もある。 「五名の人に辞めていただいた」 というからには、 分限免職を出したのかと情報開示請求したところ、 この三月に横浜市教委は一名たりとも分限免職をだしてはいない。
 本多先生以外は、 みな結果として退職願を 「自ら」 書いたのだからと言うのだろうが、 ではなぜあれほど強硬に本多先生に 「退職願」 を書かそうとしながら、 分限免職としなかったのか。 要するに分限免職のコードとは別のきわめて恣意的な 「コード」 が市教委内に存在するということだ。 それは 「友だち以上恋人未満」 のようなもので、 いわば 「本採用以下分限免職以上」 というものだ。
 次頁に示したように、 市教委に対してはすでに申し入れを提出している。 もちろん木村校長の意のままに、 都田小との交渉をあきらめるつもりもない。 JR西日本の例を引くまでもなく、 本来経営に対して客観的に批判を加え、 労働環境を整えるのが労働組合の役割である以上、 私たちはこのブラックボックスを開けるために、 今後も知恵と工夫を積み上げていくつもりである。

 横浜市教育委員会
 教育長 伯井 美徳 様
2005年5月16日   
横浜学校労働者組合    
執行委員長 朝倉 賢司   

申し入れ

 現在、 当組合は、 本年2月から3月にかけて行われた本多真味組合員に対する退職強要をめぐって、 所属職場都田小学校木村光義校長と交渉を継続しています。 木村校長は、 この間の問題は全て市教委の指示通り行ったもので、 自ら意図的に行ったものではないと言明、 その責任を放擲しようとしていますが、 当組合は、 貴職の方針と木村校長の意図が呼応しあい、 結果的に本多組合員への退職強要にまで及んだと推察しているところであります。
 つきましては、 私たちは退職強要というこれ以上の勤務条件問題はないという立場から、 貴職に対して以下の申し入れを行うものであります。
 今回、 結果として、 形はどうあれ退職とはならなかったものの、 1ヵ月以上に及ぶ退職強要から受けた本多組合員の精神的負担は尋常のものではなく、 今後そうした負担に対する回復も、 何らかのかたちではかっていく所存であります。
 貴職におかれましては、 問題の早期解決と、 行政の公平性、 透明性の立場から、 本申し入れに対して誠意ある回答を願うものです。


1 都田小問題に関連して
@木村校長は、 本年2月16日、 内藤指導主事から電話で 「100日出勤がなければ勤務良好とは言えない。 復職してから成果を見るのに1ヵ月が必要である。 3月に入ってからの復帰はまずい。 早めに復職しないと免職になる可能性がある」 との連絡を受けたとしているが、 これは事実か。 また、 100日という基準は明文化されているのか、 明らかにされたい。
A木村校長は、 本年2月25日、 内藤指導主事から電話で 「本多先生は、 分限調査会にかかる進捗状況にのった。 依願退職願を3月第1週までに提出するよう本人に伝えてくれ」 との連絡を受けたとしているが、 これは事実か。
  「分限調査会」 とは何か。 法的根拠、 開催日、 開催日数、 構成メンバー、 について明らかにされたい。 また、 「分限調査会の進捗状況に乗る」 とは、 具体的にどういうことか基準等があるのならば明らかにされたい。
 さらに、 「分限調査会」 なるものが、 調査を行う際の資料とは何か。 全て明らかにされたい。
B2月16日と2月25日の内藤指導主事の発言は、 明らかに矛盾しているが、 どういう事情か。 病状を勘案することなく、 行政の手続き上の問題で復帰を促しておいて、 復帰した直後に依願退職願を提出するよう校長に伝えるという行為は、 理解に苦しむが、 どのような経緯からこのような事態が引き起こされたのか、 明らかにされたい。
Cその後、 依願退職願が本多組合員からでないことから、 内藤指導主事は木村校長に対して 「3月4日に校長が本多組合員を同道し市教委へ」 との指示を出し、 その理由として 「本多教諭に退職の意志がなければ流れに乗っていく。 最後通告を3月4日に伝える」 と述べたとしているが事実か。 事実ならば、 この会合の位置づけは何か、 法的根拠もあわせて明らかにされたい。
 また 「最後通告」 とは何か、 行政上の文言であるならばその法的根拠も含めて明らかにされたい。
D3月4日の会合の目的はなんであったのか、 端的に明らかにされたい。 また、 内藤指導主事は会合の中で本多組合員に対して 「分限免職の可能性が高い。」 旨の発言を個人的意見として開陳しているが、 事実か。 事実であるならば、 「可能性が高い」 とした根拠は何か、 明らかにされたい。 また任免に関わる問題で指導主事が個人的意見を述べることは妥当なことなのか、 貴職の見解を明らかにされたい。
E本人に対して 「最後通告」 である旨を伝えておいて、 実際には 「最後通告」 が行われなかったのはなぜか。 百歩譲ってDの発言が 「最後通告」 であるとするなら、 一般社会通念上明らかに齟齬があり、 結果的に校長ともども直接本多組合員に対して退職を迫ったと考えるがいかがか。
F3月8日、 木村校長が市教委に報告の訂正と始末書を提出したことは、 明らかに木村校長が虚偽の報告をしたということであり、 職務上のミスである。 教員一人の職を失うかどうかの瀬戸際においては、 あってはならないことである。 木村校長に対して何らかの処分が必要と考えるが、 処分不相当とした理由を明らかにされたい。
 また、 そうした事態が出来した場合、 木村校長が提出したそのほかの報告について精査すべきだと考えるが、 貴職はそれを行ったのかどうか、 明らかにされたい。
G貴職は、 2月28日と3月22日、 木村校長に報告書を求めているが、 それぞれ提出させた理由を明らかにされたい。
H本多組合員、 あるいは木村校長との交渉において、 校長が貴職に提出した報告について校長が本人に対して全く事実確認を行っていないことが明らかになったが、 これについての見解を明らかにされたい。
I結果として、 貴職は本人に事実確認すら行っていない虚偽の事実を含んだ報告書をもとに、 本多組合員に依願退職願を提出するよう迫ったのだが、 こうした経過について貴職の見解を明らかにされたい。

2 条件付き採用者に対する貴職の対応について
@本年4月1日、 新採用者に対する初任者研修において、 教育センター丸山修由所長が、 「04年度は23名の新採用者が退職した。 そのうち5人については辞めてもらった」 と発言しているが、 事実か。 また 「辞めてもらった」 というのはどのような具体的行為をさしているのか。 明らかにされたい。
A一般的に条件付き採用者の分限については 「条件付き採用といえ、 法令所定の事由に該当しない限り分限されないという身分保障を受け、 分限処分についての任命権者の裁量は、 その判断が合理性を持つものとして、 許容される限度を超えた不当なものであるときは、 裁量権の行使を誤った違法なものになる」 とされているが、 貴職が行った 「依願退職願」 提出の強要は、 こうした一般的な法律の運用を超えて、 事実関係を意図的に隠蔽、 事実関係を精査していない不十分な報告に基づいて全て口頭で行われているものであり、 法令遵守を義務づけられている行政としては、 あってはならないものである。 貴職が今回の経緯には公平性、 公開性の裏付けがあり、 何ら問題ないとするならば、 この間の経緯を自ら明らかにするとともに、 その根拠となる木村校長の提出した各種報告書を、 開示されたい。
B都田小学校においては、 本多組合員の他にもう一名、 依願退職願を書くよう伝えられた教員がいたことは周知の事実である。 この教員についての木村校長の報告書について、 貴職は事実確認等の精査を行ったのか、 どうか明らかにされたい。 行っていないとするならば、 このシステムは一校長の報告を鵜呑みにするだけのブラックボックスとも言うべきものであり、 公平性、 公開性を旨とするものとなっていないのだから、 即刻システムの改変に着手すべきである。 これについての見解を明らかにされたい。
以上

©1999-2005 横浜学校労働者組合
本サイトの内容を無断で他に転載,複写する事を禁じます。