横校労
ニュース
384号
2005年4月

目次

1. 学校の風景――サルでもできる 「人事評価」――
2. 条件付採用者に退職強要した校長・市教委の責任を問う
3. 新加入組合員挨拶 「新たな一年の始まりに」
4. じっくりと真剣に共に思索を
5. 05年度異動人事の問題点は何か
6. 日 録
7. 連続紙上討論 「教育基本法『改正』問題」をいかに考えるのか?
池上氏の主張への反論
8. 「最期」 の始め その二 「老化について」
9. 職場だより 「学校の春」 
10. 読者Q&Aコーナー 「4週16週問題」
11. 専従の市政ウォッチング
12. 夏炉冬扇
13. 編集日記


日録

三月二三日 (水)
 五年間担任していた個別支援級の子どもたち二人が卒業した。 こんなに長く同じ子どもたちとじっくり関わったことは初めてである。 何十人という集団の中ではゆっくり子どもと向き合う余裕を見出すことは難しかったが、 個別支援級を担任し、 子どもたちの日々のほんの些細な変化を見つけ出すことができた。 ゆっくりとではあるが、 個々のペースで確実に成長していく姿をたくさん感じることができた。 寧ろ、 こちらが教わることの方が多かった気もする。
 最後の保護者との挨拶では互いに溢れる涙で言葉にならなかった。 教師人生の中でこんな経験が味わえたことの幸せを思う。

三月三一日 (木)
 異動の記事を新聞で見る。 今年は過去最高の人数とのこと。 勿論個々の事情はあるだろうが、 人事異動制度の改変や車通勤の禁止、 年々増える仕事量やストレス・・・等々。 退職者の欄を見ていくと知り合いの名前があちこちにある。 定年を待たずにやめる人が多くなっている。 何となくやるせない気分になる。

四月五日 (火)
 入学式。 新一年生を迎え、 また新たな気持ちでスタート。 個別支援級の子どもも交流級の中に名前の順で入れてもらう。 机、 下駄箱、 ロッカー然り。 自然に中に入っている。 安心する。

四月一三日 (水)
 区の研究会に出張する。 配布された年間計画の中で、 夏休みのA研日が八月一八日、 B研日が八月一七日になっていた。 お盆の帰省もゆっくりできなくなりそうだ。 「伝統を大切に」 と始終言いながら、 伝統を軽んじるこの態度はいかがなものか。 それとも、 年休で参加人数が少なくても構わないということかしら。 そばに座っていた知人から、 その学校の若い先生が夜中の二時まで仕事をした日があったという話を聞く。 私の学校でも土・日に出勤している人が少なくなかった。 新学期の忙しさは年々増しているようだ。

四月一五日 (金)
 職場で 「緊急募集!小学校の臨任・非常勤」 という市教委発の紙が回ってくる。 少人数加配や学級増が予想以上で、 まだ欠員の補充ができていない学校があるという。 それにしても緊急といいながら、 受付日が月二回しかなく、 受付時間も昼に二時間の間をおいているのに驚く。 まさに、 お役所。
 (北支部 山本 紀子)


夏炉冬扇

 3月
3日条件付採用の件で緊急会議
5日条件付採用の件で弁護士と打ち合わせ
9日条件付採用の件で弁護士と打ち合わせ
10日執行委員会
17日執行委員会 弁護士と打ち合わせ
22日定例教育委員会傍聴
24日職場相談会 執行委員会
25日中支部会議 南支部会議
27日大阪・高槻にて二学期制問題で講演
28日準公金問題で対市交渉
31日執行委員会

 4月
1日辞令交付式にて情宣行動
2日臨時大会
4日情宣行動
7日市教委と事務折衝
   執行委員会
8日都田小支部交渉
9日
   全国実行委員会
10日
11日職免問題対市折衝
13日北支部会議

 

編集日記

編集後記
○ 春は花粉の飛ぶ季節、 鼻水啜りながらの仕事は、 普段の新学期にもまして混乱と忙しさの坩堝と化している。 それもこれも校内人事の遅れと不手際からきているのがはっきりしているのでいらいらのしどおし。 管理職降格要求はできないものかと笑い話ではなく真剣に話し合うことしばし。
○ あと何回の花見かな、 思う間もなく散ってゆく桜。 何年も席をともにした同僚との別れは、 忙しさの中いつもなぜかそっけない。 今年はそのそっけなさも悔しく思う。 もっといろいろな話をしておけば良かった、 いつか会うことがあるのだろうか。 人との関わりも移り変わってゆくものとはいえ、 心残りがある。
○ 新しい出会いもある。 新組合員を迎えて老練の組合員の顔がほころんだ。
○ 『現代思想』 四月号で赤田組合員が横浜の教育改革を斬っている。 ご一読を。
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