横校労
ニュース
387号
2005年7月

目次

1.. 学校の風景 ――宿泊行事――
2.. 「新たな職」 = 中間管理職の導入を許すな
3.. 寄稿 働くということ―地域作業所の現場から― 地域作業所カプカプ所長 
4.. 日 録
5.. 全国学校労働者交流集会のお知らせ
6.. 職場だより 修学旅行、 帰ってきたら高血圧?
7.. 「最期」 の始め 残り少ないプール指導
8.. 専従の市政ウォッチング
9.. 夏炉冬扇
10.. 編集日記
   

日録
 

六月○日

 朝の打合せで、 校長から 「教科書の新採択に当たって、 教科書会社等からの便宜を受けないように」 と注意があった。 以前は、 新しい教材が入りました。 ここが変更になりました等々、 白表紙の新教科書を見せてもらって、 それをもとに教科担当があつまって話し合ったりした。 又、 展示場へ出かけて行って手分けして検討したりしたものだが、 あれが便宜供与だったとは思えない。 むしろ良き教科研修だった。 今はどこどこに何時まで展示してありますだけで、 当然あってしかるべき検討の手順が補償されていない。 (出かけようとしても校務で時間がとれない) 教科教員として生活の糧をもらっていると思っているのに、 律気にできないまま流されていき、 後日、 決定通知を見るだけになってしまう。 あ〜あ。

六月×日

 中間テストが月曜日からという金曜日の五校時、 授業参観!ちょうど教材の区切り。 整理プリントをやらないわけにいかず、 その答合わせで一時間を終える。 公開授業という意味でも参観授業の意味でも中途半端な時程だと実感したが、 わが〈異国〉の人々からの不満の声は聞こえて来ない。

七月△日

 三省堂の教科書 「現代の国語」 の〈平和を願う〉単元の教材は立原えりか著 「アイスキャンデー売り」。 戦後、 自転車でアイスキャンデーを売ってた女の人が空襲で死んだ三人の子どものために、 空地にキャンデーを供えていたのを不思議に思ってた子どもたちの話。 情緒のみの教材理解に物足りず、 もう一つ教材を考える。 光村版教科書でやった 「大人になれなかった弟たちに」 をすぐに思い浮かべたが、 五・二九横浜平和を考える日について何もやっていない現状を考えて、 横浜大空襲を中心に学習できる教材を捜す。 『ガラスのうさぎ』 や 『空が落ちてくる』 等を読み通しているうちに図書室の寄贈本の中に 『北村愛子詩集・証言―横浜大空襲一九四五年五月二九日―』 という本を見つけた。 調べ学習も入れて〈平和を考える〉授業になるか。 同じ一年を担当している人と協力しあって少しはましなことをやってみたい。 ナァンテネ。

   (中支部 田中 敏治)


夏炉冬扇

 6月

11日 全学労組実行委員会
12日
13日 主幹制度で県教委との折衝
23日 南支部会議
24日 中支部会議

釜利谷中学校支部交渉
25日 学労かながわ定期大会に参加

※6月30日、 ボーナスが出た。 今年から勤勉手当が60/100〜90/100に格付けされている。 もちろん管理職の話である。 そっと給料明細をのぞきこみ、 ホッとしたり、 バンザイ三唱したり、 ムッとしたりの悲喜こもごも。 一方的に評価されるって結局そういうことなんだよね。 それにしてもこの成績、 いったい誰がつけているのか。 評価者が目の前にいるのもナンだけど、 全く視えないというのはかなり不気味。

 7月

6日 北支部会議

編集日記

編集後記
※ 主幹制度が日程にあがってきた。 かつての主任制闘争を闘ったエネルギーを、 今どれだけの労働組合が持っているだろう。 新たな制度の内容を見据え、 どのように向き合っていくのか。 横校労も問われている。

※ 今月二〇日 (水) にドキュメンタリー映画 「リトルバーズ」 の上映会が横校労主催で開かれる。 私たちは戦争を知らない。 知っている世代の人たちも年毎に減少する。 戦争の実態を知らぬ市民が増える中で、 勇壮な言葉が愛国心とセットで飛び交い、

  「日の丸・君が代」 への拝跪が強制される。 この映画は、 そういう今の日本社会を生きる私たちに、 戦争の実相をストレートに突きつける。 イラク派兵をした日本人のひとりとして、 この映像から逃げてはいけないと思う。 場所は神奈川公会堂、 一八:三〇スタートだ。

※ 二三年間飼っていた愛猫が先月亡くなった。 眠るような旅立ちだった。 そこに居る、 ただそれだけで、 どれだけ私たちが癒されていたかを、 日々思い知らされている。 合掌。

(風)