横校労
ニュース
391号
2005年12月

目次

1. 学校の風景
2. 市教委 新二級者を配置した組織編成図を提示
3. コトの本質は労基法違反の勤務実態 (東山田中問題)
4. いよいよ最初の山場がやってくる 「横浜車通勤裁判」・第三回弁論報告
5. 日 録
6. 職場だより
7. コラム 「最期」 の始め その9
8. 市教委、 隠蔽に次ぐ隠蔽 (都田小退職強要問題)
9. 針の穴ぐらいでも風穴を ―新加入組合員から―
10. 専従の市政ウオッチング
11. 夏炉冬扇
12. 編集日記
   
   
   


日録
10月下旬
  創立三〇周年記念式典が行なわれた。 朝から体育館で児童式典の後、
   各教室で授業参観が行なわれる。 私の担任の一年のクラスでは、 「大き
  なかぶ」 の劇を披露した。 私も前日こしらえたかぶのお面をかぶり奮闘
  した。お面の間から見える保護者と祖父母らしき人で、 教室はあふれ熱気
  に圧倒された。 しかもカメラのフラッシュやビデオの眼に飲み込まれそうで
  あった。(といっても、 私のセリフはないのですが) 保護者等にとっては、
   幼 (保) 稚園等での発表会の延長だろう。 こういう場は多く体験している
  のであろう。 肖像権うんぬんが叫ばれる前のことであるが、 入学式後教
  室での写真撮影の可否について話し合ったことがあった。 そこでの結論
  は、教師と子どもの初めての授業であり、 静寂な雰囲気を壊すカメラ等
  での撮影は遠慮してもらう  ということになった。
  昨今はむやみに撮影することが悪用される恐れがあるとか、 肖像権の
  問題があるとかで、 撮影の自粛を求める動きがある。 「撮影をご遠慮
  ください」 と張り紙を出している所もあるらしい。
  悪意なき保護者にとっては、 友達とかかわり合って成長している自分の
  子どもの映像を残したいと思うのは、 自然な姿であろう。
12月上旬
  痛ましい事件が続いた。 いずれも小学一年生の女の子が下校途中の
  人になったところが狙われ殺害された。
  私も四時間終了で会議等のない時、 通学路の途中まで見送りをした。
  子ども達は、 おいかけっこをしたり、 笑い転げたりして友達と楽しそうに
  帰っていった。 屈託なくそこには不安のひとかけらも感じさせなかった。
   連れて行かれるのも容易であろう。 また、 迎えに来ている保護者が
  増えた。 「娘がおじさんに会うと恐い、 と言いますし、 家でまだかなと
  心配しながら待っているより来た方がいいですよ。」 と話していた。
  人への信頼感や子どもの自由な空間が減少していくのは確かなことで
  あろう。
                               (北支部 吉松 金太郎)


夏炉冬扇

11月

 17日 (木) 都田小問題に関する情報公開審査請求
 18日 (金) 東山田中飲酒問題について、 市教委へ申入書提出
 25日 (金) 中支部会議 南支部会議
 30日 (水) 新二級について市教委折衝

12月

 5日 (月) 労務課と予備折衝
 7日 (水) 横浜車通勤裁判第三回弁論

編集日記
※ 話題のプーシキン展を見に行った。 マチスの 「金魚」 は色鮮やかで見
  応えがあった。 一見未完成のような塗り残しが画面に風を運んでいる。
   不安があると画面を色で埋め尽くしたくなるという話を以前に聞いたこと
  がある。
  新二級がいよいよ動き出した。 学校の中で職務の位置づけによる給料
  の格差が導入される。 今、 学校は様々な色で埋め尽くされようとして
  いる。 不安を感じているのはだれなのだろう。
※ 今年も終わりに近づいてきた。 先日、 テレビで 「脳梗塞からの再生
  ―免疫学者・多田富雄の闘い」 を見た。 突然の脳梗塞、 その後の重度
  の後遺症と闘いながら創作活動を続けている生き様を生々しく伝えて
  いた。私の友人も五〇代半ばで脳内出血で倒れ入院中である。 日々を平
  無事に過ごすことは当たり前とは言えない。 一年の自身の労をねぎらっ
  てあげたい。 お疲れ様。        (風)