横校労
ニュース
400号
2006年11月

目次

1. 学校の風景
2. 市教委の悪質な退職強要を暴く裁判のこれからに注目!!
3. 最新動向―横浜市 「特別支援教育」 ―特別支援教育推進会議から―
4. 日 録
5. 機関紙 「横校労」 400号記念
6. 職場だより
7. 書評 「累犯障害者〜獄の中の不条理〜」
8. 読者Q&Aコーナー 〜ヤンキー先生がやってる塾って?〜
9. 専従の市政ウォッチング
10. 夏炉冬扇
  編集日記
   
   
 

日録

一〇月末、 授業中、 絶えず隣りの子に話し掛ける、 突ついて自分に注意を向けさせようとする子どもがいる。 何十年来私が直面し、 注意を喚起してきた事である。 先月の市教委通知は 「『みんなに迷惑をかけているのが分からないの。』 は、 いじめを助長する言葉として、 使ってはいけない。」 との内容であった。 教師の言動がいじめを誘発・助長し、 ついには死に至らしめた最近の痛ましい事件に端を発した委員会の教師向けの 「指導文書」 である。
 惜しまれながらプロ野球を引退する選手の対談を最近読んだが、 その中に、 「親の教えは、 『人に迷惑をかけるな。』 であった。」 というのがあった。 また、 以前ある先輩教師が集合に遅れてきた子どもに 「多くの人は時間通りに来て待っていたのです。 ちゃんとやっている人が、 嫌な思いをしないように、 人に迷惑をかけないようにしなさい。」 と話され、 その子どもたちはかしこまって聞いていた。 私はなるほどこんな話し方は有効なのかと思ったことがあった。
  『人に迷惑をかけるな。』 は、 日本の躾のフレーズとして、 定着しているのではなかろうか。 保護者を含めた大人からその言葉を聞かされていたから、 先ほどの子どもたちも神妙に反省をしていたのではなかろうか。

 一一月初め、 学校を開く週間が本年も始まった。 本校では、 一日の三、 四校時の授業と給食も公開された。 始まる前から多くの保護者がつめかけていた。 平日の午前中なのによく来ているなと思った。 二年生の私の担任のクラスではほぼ全員がきていた。 それに引きかえ、 半月ほど前の三時頃からの懇談会には、 三分の一も来ていなかった。 見るのは面白いが、 かしこまって聞いたり話したりするのは嫌なのだろう。 まともに考えれば、 多方向から意見を出し合い、 頭を振り絞る過程で世間に通用する考えが生まれるのではなかろうか、 と思うのだが。
    (長津田第二小学校 吉松金太郎)


夏炉冬扇

 10月
24日 (火) 南支部会
26日 (木) 第四回退職強要裁判弁論
27日 (金) 執行委員会
     大船支部会
28日 (土) ・29日 (日)  全国実行委員会に参加
31日 (火) 全国集会準備委員会

 11月
6日 (月) 保坂展人議員パーティーに参加
8日 (水) 北支部会
9日 (木) 執行委員会
10日 (金) 働き方パンフ作成委員会
12日 (日) 全学労組独自 「教基法改正反対」 集会参加
16日 (木) 車通勤裁判高裁弁論
     執行委員会
24日 (金) 裁判研究会
     中支部会

編集日記

※ 高校の未履修の問題が中学校に波及。 国語の毛筆について。 一年で 「書写」 を二八時間、 二・三年で一〇時間というのが学習指導要領。 年間三〇週のうち七週は書写をやれという。 これどう思います?
※ 中学生だけでなく、 校長や新採用教員の自殺のニュースが続いている。 冷静に考えろとは無理な話だろうが、 家族や人生をすててまでの行為にかりたてたのは 「教育の問題」 なのか 「労働問題」 か。 何でも 「教育」 = 「学校」 に結びつけて考えていては報われないし、 生きぬけないと思う。 
※ 現役の小学校の先生方が 『子どもと読む教育基本法』 (教育基本法を読む会編。 雲母書房) という本をつくった。 改悪されるかも知れない教育基本法の精神をわかりやすく、 しかも正確に伝えています。 それにしてもタウンミーティングが 「アウン」 ミーティングだったとは。 
※ 一二月二二日、 趙博さんの 「パッチギ」 歌うキネマに行きましょう
    (T)