●ホーム●ニュース●コラム●07.02・03
横校労ニュース
トピックス
●コラム(連載)
「最期」 の始め 最終回
 岡 健朗
〜 これからも 「終わりから」 〜
 最初に物忘れのこと。 物忘れの中で老眼鏡では一番苦労してきた。 一〇〇円ショップで複数のメガネを用意し、 不用意にふと手近な所に置いてしまう習慣も改め、 職場や自宅での置き場所を、 できるだけ固定し、 置き場所から遠くて戻るに面倒な場所に居る時は、 耳を頼りに後頭部にメガネをかけて運ぶことにした。 
 そして私にとって最後の国際理解。 講師の方に手作りの写真立てをプレゼントすることになって、 蝶番をつける段階となり、 小さなネジのためメガネをさがすと、 いつもの置き場所にメガネがない。 仕方なしに通勤用のベストからメガネ (携帯の文字判読用) を出して、 作業に精を出していると、 いやに耳が重い。 そこでメガネを外して、 耳に手をかけると、 探していたメガネが後ろ向きにかかっていた。 一人で作業していたから良かったものの、 前と後ろにメガネをかけてるの姿は ・・・ 想像したくない図であった。 
 さて、 三月ともなれば最後なのは国際理解だけではない。 最後のクラブは先週終わったし、 最後の委員会も明日終わる。 今使っている定期も今月で最後になるし、 このコラムだって、 映画 「死ぬまでにやりたい10の事」 をヒントに、 書き残しておきたいことを整理してきて、 二・三月合併号を最後に打ち切るつもりだ。 
 でもね、 年金開始年齢が棚上げされて、 私の場合六三歳にならないと満額もらえない現状を考えると、 ハタと考えてしまう。 六〇歳で夫婦とも満額もらえた二〇年先輩は七〇坪の宅地に住んでいる。 我々の世代の宅地は四五坪ぐらいで、 連れ合いの遺族年金は貰えなくなった。 そして一〇年後の後輩たちが手に入れた宅地は二五坪ぐらいだという。 いったいその後の世代はどうなるだろう。 働いても働いても貧しい人たちが増えている。 経済的な問題もあるが、 夏にできあがるという学習指導要領や規制の強化の動きも気になる。 そこで再任用を希望した。 以後、 生活年齢としての区切りをつけながらも、 再任用なりのモチベーションを高めているところだ。 最後になりましたが、 コラム 「最期の始め」 を最後まで読んで下さったり、 貴重な感想を寄せていただいたり、 ありがとうございました。 これからも、 物事 「終わりから」 考えていきます。 
©1999-2005 横浜学校労働者組合
本サイトの内容を無断で他に転載,複写する事を禁じます。