横校労
ニュース
403号
2007年2・3月

目次

1. 学校の風景
2. 授業時数確保の策動を許すな!
 〜横浜教育ビジョン推進プログラムを読んで〜
3. 労働時間ではないが処分される」
 〜全学労組による文部科学省交渉の報告〜
4. 終わったところから始まる 〜 「車通勤裁判」 終了にあたり〜
5. 日 録
6. トロント便り 第3便
7. 職場だより 〜ロング昼休みか掃除かどっち?〜
8. 「最期」 の始め 最終回  〜これからも 「終わりから」〜
 9. 読者 Q&Aコーナー  「ホワイトカラーイグゼンプション」 は教員にも関係するのか? 
10. 専従の市政ウォッチング

 11.

夏炉冬扇

 12.

編集日記
   
 

日録

二月一一日 (日) 
 息子のピアノの発表会があった。 認知症の母に孫の顔を見せたら、 少しでも刺激になるかと思い誘ってみた。 駅から会場まで七分の道程を二〇分以上かかってハーハー息を切らしながら姉とやってきた。 先週一緒に病院へ付き添って行った時は、 こんなに息切れしていなかったので心配になった。 息子の前の人が、 演奏している時、 前の方の席に座っている五才ぐらいの子供が体を揺すっているのを見た母が 「あの子、 体を前後に揺すっている」 と何回も話しかけてくる。 私が 「シー」 と言うと、 それからは何も言わなくなった。 そして、 息子の演奏が始まると 「あれ!大ちゃんがいる」 と言って息子のリストの曲に合わせて手拍子を始めた。 母の手を押さえたら止めたが、 息子のピアノの演奏がどうであったか、 あまり集中できない発表会であった。 

二月十五日 (木) 
 職員会議の場で、 管理職から校内組織の大幅な変更のプリントが配られ、 校長から説明があった。 なぜ、 学年を外れ、 授業を何も持たない人が四人必要なのか (教えることのない人は、 教員ではない) よく分からないまま、 意見も出ることなく提案が通ってしまった。 最近、 何人かの同僚から 「あと、 何年教員をやっていけるか。 とても定年までは、 もちそうもない」 と言うセリフをよく聞くようになった。 私も、 この三月定年で辞めるが、 再任用は申請しなかった。 教育現場への管理統制、 上意下達の物言えぬ雰囲気の息苦しさに、 とてもこれ以上教員を続ける気力はなかった。 教員の意欲を失くし、 教育や教員の中に格差をつくり、 教育を政治の支配下に置こうとする流れに暗澹たる思いが込み上げてくる。 今の教育現場が抱えている多くの問題、 目の輝きを失った子ども達をどうするか、 上からの改革は、 ますます悪くするばかりであることを批判し、 この事態を改善しようとする声が上がらないことに退職を前に後ろ髪を引かれる思いである。 
    (高等養護 山本)
夏炉冬扇

 1月
12日 (金) 全学労組 文科省交渉
18日 (木) 執行委員会
24日 (水) 千葉指導力不足教員への解雇策動攻撃をはねかえす行動へ参加
25日 (木) 執行委員会
26日 (金) 中・南支部会

 2月
 1日 (木) 執行委員会
 3日 (土)全学労組実行委員会
 4日 (日) 退職強要裁判
 6日 (火) 北支部会
21日 (水) 対市予備折衝
23日 (金) 中・南・大船支部会

 3月
1日 (木) 執行委員会

編集日記

* 教育再生会議っていったい何もの?一学校の職員会議で話し合うようなことまで決めている。 仕事を辞めて二年も経ってしまったので最近の職員会議ってどんなことを話しているのかわからないけれど、 学校目標も子どもに決めさせようとしていたこともあったはず。 国が決めたことと、 子どもが決めたことの狭間、 教員は矛盾の只中に置かれる。 やりたくなくなるよなあ。
 
* 沈丁花の花の香りに足を止めて振り返る。 立ち止まって花の匂いをかぐ。 ああこんなところにも梅の木があった!と歩みがゆっくりになる。 晴れていいお天気が続く。 青空を眺め深呼吸する時間くらい大切にして欲しい。 

* 五〇歳を過ぎて体調を崩す友だちが多い。 その人が何をしたかより、 その人が日々感じていることを一つひとつ解決していっていると感じているかどうかの方が大事なよう気がする。 それは足掻くことでもあるし、 後退することでもある。 でもその先にしか光は見えないからね。 
    (真)