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3日間、 500人が見てくれた16本
      〜 「高岩仁さん追悼と上映会」 を終えて 〜
 「教えられなかった戦争」 シリーズを撮り続けた高岩仁監督が亡くなって半年が近づいた六月、 「監督の地元の横浜で追悼上映会をしたい」 という声があがり、 賛同する人たちで 「高岩仁さんの思いを伝える会」 が結成された。 横校労からは高岩さんと縁のある三名が参加した。 上映会場は新横浜のスペース・オルタ、 上映日は八月末。 骨格をそう決め、 上映する映画選びなどの詳細は、 その後の会合で話し合って進めた。
 結局、 高岩さんが企画して撮ったほぼ全作品と思われる一六作品全てを、 三日間で上映することとなった。 これはご遺族のご厚意に寄るところが大きい。 またどの日にも、 制作に深く関わった人の講演を一回入れることができた。 遠方から駆けつけていただくなど、 皆さんがスケジュールを調整してくださったおかげである。 新聞にも好意的に取り上げられた。
 夕方からスタートした初日は、 二本の映画を上映し、 映画 「戦争案内」 などに助監督として参加した横手三佐子さんのお話=写真=で締めくくった。 開場前から受付には列ができ、 場内は満席。 二日目以降も、 ほぼ毎回この状態は続き、 三日間で五〇〇人近くの観客が訪れてくれた。 また、 三人の講演者はどの方も、 映像からは窺えない高岩さんの思い出を楽しく語り、 客席はその都度大きく湧いた。
 主催者側の反省も残った。 チケット一枚を二作品の鑑賞券とし、 三枚購入すれば一作オマケで一日の七作品全部を鑑賞可、 としたのはちょっとしたアイデアと思ったのだが、 毎回座席を回ってチケットをチェックすることで観客に不快な思いをさせた。 またチェックに不手際も起きた。 一日券として販売した方が良かったのでは、 というアドバイスを頂き、 成る程という気もした。 ただ、 これらの反省点を、 ぼくらの誰もが次に生かそうなどとは思わなかった。 だって、 この先、 一六本の映画を一挙に上映する集いに自分が関わることなんて絶対ないもの。
 盛況の中で終えた上映会であったが、 安穏ではなかった。 連日の天候が変化に継ぐ変化で、 豪雨、 雷、 熱暑が入れ替わり立ち替わり襲い、 電車は立ち往生するわ、 受付場所が水浸しで移動を余儀なくされるわ、 スタッフ大慌ての三日間だったのだ。 突然の大雪で会葬者が難儀した葬儀を思い出し、 高岩さんの激しさが心に蘇った。
(北支部 山本 理)                                            
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