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最後の異動か?
  この四月に四回目の転勤をした。 養護教諭の異動は、 健康診断の引き継ぎを始め、 書類や資料なども多く、 いつも気が滅入る。 着任してすぐには、 前任の保健室経営の流れがあり、 どこでも 「前の先生は、 ○○だった…、」 (やさしかった・すぐにベットで寝かせてくれた・氷をくれた・若かった) などと言われるのがほとんど。 捨てぜりふは、 「うぜっ!」 「死ねっ!」 さすがにこの年になると、 その言葉にも慣れるのだが…。
 ばたばたと、 健診や宿泊行事が終わり、 最初はつばを吐かれていた保健室組の生徒ともなんとか話ができるようになってきた、 気がする。 (気がするだけかもしれないが…)。
 そんななかで、 保健室の環境にはついこだわってしまう。 古い校舎で傷んで汚れた壁の塗り替えは、 予算が厳しい中、 この夏休みに業者が入ってきれいになった。 (副校長が塗ってくれるという話もあったが…)。  技術員さんや事務職も手伝ってくれて、 ワックスがけも終わり、 あとは白いホウロウの流しがステンレスになれば…。 七月はこうして終わった。
 校医との関係や校内組織も異なり、 一年目は何かと緊張する。 やっと一息ついて考えると、 次の転勤 (最長六年後) でまた、 同じようなことをする気力と体力があるだろうか?
 この三〇年間、 応急処置や体調不良の生徒に対応をしながら、 中学生に関わっているのが仕事と思って過ごしてきた。 異動の条件で優先は 「中学校」 と、 どの場合も書いてきた。 できれば続けていきたい職業だが、 異動の労力だけでなく、 最近は免許更新制度の問題も出てきた。 養護教諭の専門研修を実施する大学は、 今のところ全国で二カ所らしい。 定員オーバーで受講できない場合もあるという。 希望してもこの職業が続けられない?これって失業するってことでしょう。 公務員に失業保険制度がないのは、 失業はあり得ないからだと思っていたのに! たとえば、 事情があって現役を引退 (早期退職) して、 非常勤や保健室支援事業の道でもと思っても、 免許の更新ができなければかなわない。 養護教諭が今でも不足している中で、 市教委はどう考えているのだろう?
 私の場合は、 あと二年後から講習を受けなければならなくなる。 その時点で制度はしっかり整備されているのだろうか?もしかしたらこの学校が最後の勤務校になるのだろうか?異動して五ヶ月しか終わっていないのに、 こんなことを考えて夏休みが終わった。
(中支部 石垣 郁子)
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