横校労
ニュース
413号
2008年2,3月

目次

1. 学校の風景
2. 条件附き採用者 退職強要裁判・結審
3.  不当判決に抗議し、 控訴しました。
4. 「休憩時間に休憩する」 って、 あたりまえのことちゃうん!
5. 深やんの学校シッセキ簿 その10
6. 新学習指導要領総授業時数に20時間を上乗せして実施する
 横浜版小・中一貫英語教育には教育効果は期待できない
 7. イギリスだよりU 〜ベルファーストから  ABA療法を学びたくて 

 8.

教えられたこと 〜 「教えられなかった戦争」 高岩仁監督を追悼して〜

9.

日録  

 10.

読者Q&Aコーナー  〜 「学校教職員行動基準」 〜てなんなのさ?〜

11.

モロさんの市政ウォッチング

 12.

夏炉冬扇

13.

編集日記
   
 

日録

〜死・がん・医療〜
 昨年の六月、 北支部の組合員の高橋さんを失った。 ずっと前からがんは公表していたし、 転移したことも言っていた。 しかし、 悔しい死に方だった。 現在の医療に対する不信でいっぱいになり、 あれから自分なりに気にしてきたこと。
【その一】 日本人は長生きするようになったおかげで二人に一人はがんで死ぬらしい。 二人に一人の確率だ。
【その二】 老人人口は年々増えてベッドの必要数は増えている。 しかし医療費が増大するのを防ぐためにかベッド数を増やしていない。 高橋さんはもっと重い患者がいると退院させられてしまった。 その昔自宅で死ねないと言われていたが、 今では死ぬ直前まで病院には入れないのかもしれない。
【その三】 医者の説明は一般人には誤解を与えかねないものらしい。 がんで夫を失ったある薬剤師は医者の説明を親、 兄弟姉妹に翻訳、 解説しないといけなかったそうだ。 薬剤師は医療を学んでいるので医者側に立っていて、 一般の人が違う受け取り方をするのが分かったそうだ。
【その四】 人はだれでも死ぬ。 自分は一〇〇才まで生きると思っている人は少ない。 しかし、 死をイメージすることと死に直面することは違う。 尊厳死を書面にもしていたある夫婦が現実に直面した時には延命治療を選んだそうだ。 精神錯乱を起こすほど死は受け入れがたいものでもあるらしい。
【その五】 痴呆にはコーディネーターがいてどんなケアが受けられるか示してくれる。 その他の病気は自分がコーディネートしなければならないようだ。 差額ベッド代が一日一万円かかるなど費用のことも知らないことが多い。
【その六】 鎮痛剤が効かない?がんによる痛みは現在の医学で鎮痛剤で抑えられる。 体の痛みは抑えられるのに、 心の痛みは抑えられない。 効くはずの薬も効くと思わなければ効かないというのが人間の脳の仕組みらしい。 病気に必要なのは、 薬だけではなく心のケアで、 それが一番必要なのかもしれない。
                                                       (北支部 増田里恵子)

夏炉冬扇

2008年1月
31日 (金) 退職強要裁判

2008年2月
 6日 (水) 執行委員会
12日 (火) 二ツ橋校長交渉
19日 (火) 対市交渉 (学力テスト)
20日 (水) 教科書配布裁判傍聴
         執行委員会
21日 (木) 南支部会
22日 (金) 裁判研
26日 (火) 中支部会
27日 (水) 執行委員会
28日 (木) 北支部会

2008年3月
6日 (木) 退職裁判結審
        平塚支部会
12日 (水) 大沢さん公開口頭審理

編集日記

※ むかし、 管理教育が幅をきかせ生徒に 「生活規則」 があった頃に、 分別ありげな大人が子どもに向かって、 よく言ったことばがある。 「今の子どもは権利ばかり主張して義務を果たさない」
※ 人権教育花ざかりの今、 どうしたことか義務ばかりを押しつけるものが出された。 「学校教職員行動基準」 仕事に臨む姿勢とか判断の拠り所となるものだそうだ。
※ どちらも、 まともなことのようであるが、 うさん臭さがぷんぷんする。 あっちが正しくてこっちが悪いという二元論では解決できない問題が、 学校現場にはいっぱいある。 そこでのせめぎあいの中で四苦八苦してきたのではなかったか。
※ 君が代、 市歌、 校歌と三曲も歌わせられる卒業生たちの顔がゆがんでる。
                                                                                    (T)