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深やんの学校シッセキ簿 その十九
――評価基準は、管理職の「お手盛り」?――
 お元気ですか?今年はどんな年になるんでしょうか。私の職場で、冬のボーナスS評価をもらった人、うれしそうでした。皆さんの職場はどうでしたか?だれがS評価でだれがA評価かわからないでしょうが、必ず職場にはいるんですよね。
 一月の給料がどうなっているか、不安ですね。管理職がどんな評価をしているかまったく知らせてくれないまま昇級が決められてしまうのですから、変な話です。面接は一回ありましたが、「授業で努力しているところはどんなことか。課題と思っていることはどんなことか。担当していることでどんな努力をしているか。」なんて質問の嵐で、面接は終わり。評価や評価理由を期待していた職員は、肩透かしというか、質問攻めで何のための面接だかわかりませんでした。管理職の発言を遮って、評価のことについて質問した人に対しても「評価は私の仕事ですから、あなたが口を出す内容じゃありません」なんて怒鳴られて終わりだったとか。結局、評価基準が曖昧で、恣意的で、評価する側の都合によって何とでもなるということなんでしょうね。「授業の工夫が足りない」「目標を持って教育していない」「集会等での話がわかりづらい」何でもいいんです。実際、少人数学習のとき、自分の机で勉強したいと、前のほうへ移動しなかった生徒を見て…生徒の掌握ができていないと管理職から評価された人がいます。管理職が「だめだ」「成果が見られない」と言ったらそれが評価理由になってしまうんです。ですから、最初に誰をA、B(新昇給制度ではA、B、Cの評価)にするかを決めて、後は適当な評価理由をつけてBということなんでしょう。
 そう考えると、A、Bはどんなふうに決めるんでしょうね。「管理職に対する気遣い」「口うるさい職員へのご機嫌伺い」。つまり、管理職の「御手盛り」…てなところですか。
 さて、大変な不況です。これまで戦後最長の好景気だったとか。私たちには雲の上の話で全く関係ありませんでしたね。大企業と株主だけは良い思いをしたようですけど。ところで、企業が儲けたお金はどこに行ってしまったんでしょうか。昨年八月以降の業績悪化の中で消えてしまったのでしょうか。そんな訳ありませんよね。実際、T自動車は儲け「一二兆円」を持っているそうです。(大企業の持っている儲けは、総額七六兆円とか)好景気の時「次の不況に備えて、ベースアップはしない」なんて言っていたんですから、一〇〇年来の不況の今、儲けを社員に分配するんじゃないんですか。でも、やっていることは「首切り」です。最近、経団連がワークシェアリングなんて事を口にしていますが、儲けを隠しておいて首切りに奔走している経営者の言うワークシェアリングって、何でしょうね。「低賃金でたくさんの人を雇って、また儲けて、会社と株主だけが良い思いをしよう」ってことですよね、きっと。経団連の企業行動憲章に「市民社会の秩序や安全に脅威を与える反社会的勢力および団体とは断固として対決する」とありますが、今、経団連自身が反社会的勢力なんです。皆さんそう思いませんか。
                                                               (中支部 深澤 裕) 
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