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第五七回横校労定期大会
ローレンジャー (老練者) は闘う  しぶとく、 したたかに

  ― 新年度に当たって―
   執行委員長 朝倉 賢司
 四月末には、 全国学力テストがこれまで不参加だった犬山市も含めて全国実施された。 高得点獲得のために地域によっては手段を選ばない方法が案の定行なわれてきていることがマスメディアでは報じられた。 横校労はテスト結果開示問題を通じて、 市民団体と反対闘争に取り組んだが、 かつての学力テスト反対闘争があった五○年前と違うのは、 反対して闘うべき主体の全くの希薄さである。
 今春一月からは、 神奈川、 横浜の教職員が新昇給基準にもとづいて、 人事評価という 「育成システム」 を使って実施され、 一部の昇給者と多くの実質的昇給見合わせ者に分断された。 ボーナス (勤勉手当) の査定は昨年から始まっている。 更に、 この四月から二年間は基本給の一律三%カットである。 残念ながら横校労は、 神奈川県との交渉権を持たないが、 最も切実な賃金について多くの憤りの声が蔓延しているのがひしひしと伝わってきている。
 冒頭の学力テストといった教育問題にせよ、 労働者としての最も基本的な賃金問題にせよ、 職場の鬱々とした雰囲気が広がりつつある中で、 次々に教職員への攻撃が押し寄せてきているのである。 一部では勤務時間が十五分短縮されたと喜ばせておいて、 仕事が減るわけではないのだから、 まさに画餅どころか詐欺である。 行政のみが外に対しては良い顔をするのだろうが。
 このような状況ではあるが、 我々横校労は昨年には、 条件付採用者退職強要裁判で賠償金を勝ち取ることができた。 市行政、 市教委の組合に対する不誠実な対応は続いているが、 我々はあくまでも現場からの視点をもって、 現場にこだわっていきたいと思う。
 今次定期大会でも、 方針のトップは 「圧迫され困難な状況におかれた現場労働者の受け皿になり、 職場闘争、 裁判闘争等も駆使し、 反撃する。」 とした。 個人でできる措置要求もある。 組合外の皆さんとも連帯して闘うことが必要な時代である。
 言葉だけの団結のための団結ではなく、 闘うために団結していきたい。
 目を転じれば、 市行政は今年を横浜開港一五〇年を売り物にして、 イベントがらみで学校にも動員体制を押し付けようとしている。 かつての横浜博覧会時には、 閉幕近くに入場券をばら撒くようなみっともないこともあったと記憶しているが、 今回は動員で同じ轍を踏まないと言う保証はない。
 横浜と銘打ち、 一見あたかも独自のもの新たなものの体裁をとっているものに、 「横浜版学習指導要領」 がある。 労使一体となって作り上げたものでもあるということで大組合は内容的批判をすることはできないのであろうが、 横浜版と言いつつ、 文科省路線の先取りであることは読み込めば分かることである。 所々に用語や表現を変えれば横浜らしさが出るというものではない。 これらは、 中田市政をまさに体現したものと言えるだろう。 先日、 市職員全員に配布された 「庁内報」 の特集が 「あなたも係長試験を受けてみませんか」 というもので、 受ける意欲を持った職員が激減していることを露呈させた。 図書館や学校給食の民営化を急ぎ、 ベネッセに家庭学習のパンフを出させ、 進研ゼミに誘導できるような民活化方針を打ち出している中田市政が、 肝心の市職員を活性化させることができず、 退職する人も多い現実を直視すべきである。 市教委にしても然りである。 自らを横浜市の経営者と任じている中田市長の責任は重い。 週刊誌にプライバシーの記事提供をしている場合ではない。 それらの延長として、 学校現場でも主幹制度と校長権限強化にかさを着て、 パワーハラスメントがまかり通ろうとしている。 労働組合として横校労は、 これらに断固対抗し闘っていく。 我々には高年齢分の長年の闘争で培った力がある。 組合大会では困難に立ち向かって闘う方針が確認された。
 赤、 緑、 青、 黄でも白でも、 我々は一緒になってローレンジャー (老練者) の一員として横校労は今年も闘っていきたい。

二〇〇九年度 横校労 執行委員体制
○委 員 長   朝倉 賢司 (港南台ひの特別支援)
○副委員長   赤田 圭亮 (もえぎ野中)
○副委員長   石垣 郁子 (永田中)
○書 記 長   深澤  裕 (保土ヶ谷中)
○書記次長   針谷 秀雄 (上矢部小)
○情宜部長   田中 敏治 (希望ヶ丘中)
○法制理論部長 松下 康雄 (中田中)
○財政部長   本多 真味 (都田小)
○会計監査   増田 里恵子 (上白根小)
○選挙管理委員 浜田 康子

 

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