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深やんの学校シッセキ簿 その二十三
 ――断ったクラス会、 思い出さざるを得ない数々のこと――
 お元気ですか。 インフルエンザ騒ぎも、 もう下火になるんでしょうか。 昔あったトイレットペーパー騒ぎと同じですね。 マスクが薬局の店頭から消えてしまいました。 マスコミの“煽り”にこんなに単純に反応して、 情けなくなってしまいます。 連日、 〜人感染、 〜人感染。 いつまでやるんでしょう。 でも最後は、 煽るだけ煽って、 「行き過ぎた報道があった」 なんて直ぐ反省しちゃうんでしょうね。 ホント困りものです。 政治家、 マスコミ、 経済評論家のやっていることは、 「放火犯の消火活動」 って何かで読みましたが、 ホントですね。
 先日、 卒業生から電話がありました 「先生。 俺だけど、 今度クラス会やるから、 来てよ。」 この横柄な言い方、 名乗らなくてもはっきり思い出しました。 荒れた学校でした。 放課後は、 連日、 壊された所の修繕、 汚されたところの掃除。 ある日、 散乱しているゴミを片付け、 机の落書きを消し、 黒板をきれいにして職員室に戻り、 帰り支度をしていたところに、 突然彼がやってきて 「先生、 教室模様替えしといたから、 じゃねー。」 教室に行ってみるとグチャグチャ。 どこから集めて来たのか、 残飯とゴミがまき散らされ、 机は全部ひっくり返され、 黒板は全面色チョークで塗られ……片づけるのにそれから二時間ほどかかりました。 こんな事もありました。 廊下の蛍光灯のスイッチ、 ちょっと強めにたたくと簡単に壁の奥に引っ込んでしまうのはご存じでしょうか。 空き時間に、 そのスイッチを一階から四階まで直していったのですが、 ちょうど四階の修理が終わったとき、 彼が教室から出てきました。 「気分悪いから保健室に行くんだ。 先生大変だね」 直後 「カシャ。 カシャ」 といやな音。 しまったと思い、 降りていって見ると案の定、 三階から一階まで今なおしたスイッチが全滅。 家庭にも連絡しました。 「先生、 うちの子はまだ子どもなんですから、 もう少し上手くやってくださいよ。 家庭では良い子ですよ。 先生のやり方が悪いってうちの子言ってますよ」。 地元のスポーツクラブのエース。 私立高校への推薦が決まって以降、 卒業式前日までこの蛮行は続きました。 クラス会への参加を丁寧に断ると、 「なんだ会いたくねーの、 俺たちに」。 もう三〇歳を過ぎているだろう彼の言葉から、 あの階段での 「先生大変だね」 の悪意が感じ取れ、 丁寧に断りました。 私は二度と会いたくありません。
 話は変わりますが、 こんな管理職がいます……長期休業の前の職員会議での発言。 「自己啓発研修なんてのもありますが、 研修というのは色々ありますから、 簡単に年休ということでお願いします」。 研修するなって事? 変な話ですよね。 色々あるって何があるんでしょう。 委員会から“年休の取得率を上げろ”なんて、 いつもの数値目標なんか出されているんでしょうか。 こんな主幹がいます……修学旅行で一二時間以上働いた分を、 適切な配慮として校長が認めているにもかかわらず、 「年休とるのが常識だろ」 と発言。 管理職を目指すんなら、 服務規程なんかも、 お勉強した方がいいんじゃないですか。
                                                    (深澤 裕)
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