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深やんの学校シッセキ簿 その二十六
  〜ウエもシタも笑うしかありませんね〜
 お元気ですか。 インフルエンザが大変な勢いです。 皆さんの学校はどうですか。 後手後手に回る対応で現場は大混乱ですね。 朝の時点で欠席が多くても、 市教委から学級閉鎖の指示が来るのは午後になってから。 蔓延して当たり前ですよね。 
 ところで、 横浜市民として驚きの連続です。 某政経塾出身の市長が辞め、 続いて開国博Y150担当の副市長が辞めてしまいました。 経歴は御立派な方で、 アメリカ仕込みの経済通だそうですが、 とんでもない負債をそのままに辞めてしまいました。 辞め方もアメリカで習われたのでしょうか。 想定していた五〇〇万人の入場者数は、 結局一二四万人と低迷。 この中には、 強制参加させたおよそ二〇万人の児童生徒のチケットや旅行業者の旅行プランの中にサブプライムローンの株券みたいに付け加えたチケット、 さらに市の職員に十枚単位で購入させたとの噂のあるチケットも含んでいるのでしょう。 でも結局、 マイナス二〇億円。 最後はきっと、 税金から出すんでしょう。 今年中はマスコットを販売して、 「黒字化する」 なんてことも言っていますが最後は、 長野県諏訪の御柱まで持ち出して、 どこのイベントか分らなくなった開国祭。 もうお笑いです。 
 話は変わりますが、 日本の大手ガラス会社のイギリス人の社長さんが、 仕事が第一で、 家族との生活を大切にしないような日本の生活に馴染まないという理由で、 会社を突然辞めてしまったという報道がありました。 きっかけは、 「子どもの態度がよそよそしくなったのが心配になったから」 だったとのこと。 日本人の会長さん曰く 「日本人的な感覚で判断するべきではないと思い、 了承した」 とコメント。 でも 「日本人的な感覚」 で判断するとどんなふうになっちゃうんでしょうか。 会長さんの感覚が変なんですよね。 変なんだということに全く気がついていないことが、 日本企業の経営者の病理でしょうか。 日本は、 「会社中心のエコノミックアニマル」 というのは、 昔から変わっていないんでしょうね。 ある経済評論家が 「社畜」 という言葉で会社社会を揶揄していましたが、 まさに、 日本社会が 「社畜」 なんでしょうね。 休むこと、 遊ぶこと、 のんびりすることは悪いことだ。 仕事第一の人間にするための感覚は、 小さい頃からすり込まれているかもしれません。 学校も、 競うように夏休みを短くしていますが、 これも 「社畜化現象」 の一つなんでしょうか。 
 私の職場は、 休憩がありません。 空き時間は、 授業に出ない生徒を追いかけ、 昼休みも各フロアに張り付き。 時に、 勤務時間開始から終了まで座れないこともあります。 トイレに行くこともままにならない 「校畜現象」 です。 管理職が 「本当に、 先生方にはご苦労をかけています」 と笑顔でよく言います。 でも、 管理職が笑顔で言える状況でしょうか。 労働基準法違反。 禁固刑もある法律違反です。 市教委は指導主事まで派遣し、 不祥事対応の研修をチェックしようとしています。 でも、 ほとんどの職場で常態化している、 この法律違反には全く対応しようとしません。 笑顔の 「ご苦労様」 なんてもう聞きたくありません。 
    (深澤 裕)
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