横校労
ニュース
425号
2009年05月

目次

1. 学校の風景
2. 現場の労働実態を一顧だにしない不当判決
 〜高槻・休憩時間控訴審判決を批判する〜……… 赤田 圭亮

3.

主任教諭が「ヒラ教諭」を指導、六段階職階制の完成
 〜4月、 全国で初めて 「主任教諭」 制度が導入されて〜…… 福田 恵一
4. 今年は躍動運、 吉報は南東・北西・西南西
  〜退職にあたって考えたこと〜……… 巻山美和子
5. 戦争の実相と狂気を伝えるもの
  〜メーデー学習会 日吉台地下壕を見学して〜……… 小林 峰雄

6.

市教委 大幅な労働強化をもたらす 「職務標準」 の制定を強行
 〜がくろう神奈川は職務標準反対運動継続中〜……… 矢沢 憲司

7.

深やんの学校シッセキ簿 その22 ……… 深澤  裕 

 8.

読者Q&Aコーナー ……… 赤田 圭亮
 〜検温チェックって何かの役に立っているのでしょうか?〜

 9.

市政ウォッチング………茂呂秀宏

10.

夏炉冬扇

11.

編集日記
   
 


夏炉冬扇
2009年
 4月
28日 (火) 南支部会議

 5月
 2日 (土) メーデー学習会 (日吉台地下壕見学)
13日 (水) 北支部会議
15日 (金) 中支部会議
18日 (月) 荏田南中校長交渉

  編集日記

□ 高槻の休憩時間訴訟控訴審判決は、 管理職が休憩を取れるようにしてくれているのだから、 教員が取ろうとしなければ、 すべて自発的なサービス勤務と見なされる、 と言っている。 しかし現場では授業時数確保が優先され、 休憩時間の真っ最中に会議が設定されてしまう。 管理職が無理やりというより、 たいていは教務主幹が、 やむにやまれずか、 それとも管理職の意向を体してか、 設定してしまうのである。 これは明らかに違法である。 官にしろ民にしろ、 昼休みになって食事をしに出かけようとしたら 「何してるんだ。 これから会議だろ?予定表に書いてあっただろ。 飯、 喰っている場合か!」 というのと同じだからである。 これが常態化すれば労基法どころか憲法違反である。
□ 勤務時間開始前の 「打ち合わせ」 と称する会議が行われている職場が増えている。 出席するのは管理職二人に主幹教諭二、 三名か。 職場のリーダーなんだから当然だろ?という感覚が、 わからない。 緊急ならわからぬでもないが、 勤務時間外に常態化した会議などありえない。 これも労基法違反である。 「いやいや自発的に、 創造的にやっているだけですから」 とでも言うのだろうか。 どうしても必要な会議ならば、 勤務時間開始後五分ほどやればいい。 そのあと職員打ち合わせではどうか。
□ 小中一貫と言われれば 「ハイハイ」、 授業時数確保と言われれば 「ハイハイ」、 知・徳・体・公・開と言われても 「ハイハイ」、 そういうのを学校では 「素直」 とか 「前向き」 とか 「意欲的」 と言うんだよね。  
□ 校長の仕事は、 教育課程の実施と教職員の勤務条件を法律に従ってどう両立させるか、 だ。 主幹教諭たちが入れ込みすぎたときに、 あんまり力まずにね、 とクールダウンさせる役割も。
□ 温暖化が進む昨今、 風薫る初夏の気持ちのいい朝はそう何日もない。 教室までの廊下をゆったりと外の新緑を眺めながら歩くといい。 そして自然を眺めるように、 子どもを眺めるといい。 そうすれば、 自分の働き方の不自然さがわかるから。