横校労
ニュース
428号
2009年8/9月

目次

1. 学校の風景
2. 自由社版歴史教科書採択における疑惑と問題点

3.

自由社版歴史教科書を読む

4.

市教職員人事課に 「苦情申し出」

5.

2009年夏 全国学校労働者交流集会報告
「競争をおりよう、 そして希望を語ろう」
6. 深やんの学校シッセキ簿 その25
7. 日録

 8.

職場から

 9.

市政ウォッチング

 10.

夏炉冬扇

11.

編集日記

12.

訃 報
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日録
 9月5日(土)、 組合通信が届く。
 まず、 本多さんの事が知りたい。
 八月末、 Hさんから訃報の電話があり 「まさか!」 とびっくりした。 入院して弱気になったというので心配はしていたけれど、 治療には積極的で抗癌剤の投与を重ねていたというのに。
 近年、 組合にご無沙汰しがちだった私は、 本多さんに個人的に接する機会も殆んどなかったが、 退職強要裁判の原告当時の凛とした姿は強く印象に残っている。 若くてダイビングが趣味という健康そのものの姿だった。 口惜しい!
 長い闘いの後、 勝利した時の笑顔は、 グータラに過ごしている私には、 自分の何倍も熱い生を燃やした若い女性に見えて、 とても眩しかった。
 勝利の祝のあとが癌だなんて!
9月7日(月)、 今朝、気付いたことがある。
 便利って何だろう?
 私は、 この七月七日から 「敬老特別乗車証」 というのをもらっている。 地下鉄やバスのパスで、 頻繁に使う者にとってはとてもお得なものだ。 それ以来、 私の生活形態は大分変わって、 戸塚までの自転車の往復がなくなった。 特に戸塚から家までの復路の上り坂はきつく、 立ち乗りでハーハーいっていた。 たしかに“便利”になった。
 でも、 今朝の私は違う。 「歩きたい!」 たったの二分地下鉄に乗って一〇分家まで歩くのと、 三〇分間歩き通すのと比べてみたかった。
 歩き出すと“白露”の朝とはいえ、 陽の光が強く眩しい。 空には綿菓子のような雲がポッカリポッカリ浮んでいる。 時々、 一陣の爽やかな風が背中を押してくれるし、 遠くには大山も見える。 ミーン、 ミーンと蝉が最後の命を振り絞っている。
 そして、 思い出したんだ。 コンクリートで固められた小さな下水を見て。 そこは、 三〇年近く前、 蛙を飲み込んだ蛇も見え、 近所の子ども達とよく遊びに来た湿地だったことを。
 何てことはない日常なのだが、 五感が喜んでいる。
 夏目漱石は、 汽車は勝手に自分を運んでしまうから嫌いだと言ったそうだが、 そうかもね。
9月10日(木)、 朝、 一冊の写真集を開く。
  「中電さん、 さようなら――山口県祝島、 原発とたたかう島人の記録。」 報道写真家、 福島菊次郎氏に託されて、 ひとりの主婦、 那須圭子さんが撮ったモノクロームのぶ厚い本だ。
 祝島は、 人口五百人にも満たない瀬戸内海の島。 その真正面に中国電力が原発立地を決めた。 鯛の一本釣りなどで豊かな海に生かされて来た漁民や主婦達は、 文字通り身体を張って闘い続けている。
  「祝島の人間を見殺しにするのか!命の海をつぶすな!」 と。
 最近では、 “六ヶ所村ラプソディー”の鎌仲ひとみ監督など多くの人たちが、 記録に加わっているという。
 (西支部 清水 郁子)

夏炉冬扇
2009年 6月
23日 (火) 市教委臨時教育委員会傍聴
25日 (木) 執行委員会
26日 (金) 南支部会議
     保坂議員パーティ参加
30日 (火) 大船支部会議

 7月
1日 (水) 北支部会議
2日 (木) 執行委員会
3日 (金) 中支部会議
9日 (木) 執行委員会
     勤務時間に関する申し入れ提出
18日 (土) 夏合宿
19日 (日)
23日 (木) 執行委員会
27日 (月) 上白根小 校長交渉
28日 (火) 赤田成績率捏造問題人事課聴取

 8月
4日 (火) 教育委員会臨時会傍聴
23日 (日) 全国集会
24日 (月)

 9月
2日 (水) 北支部会議
7日 (月) 教科書問題集会参加

  編集日記
○ 本多さんの訃報は誰もが衝撃だった。 とても元気で逞しいイメージの人だった。 命のあまりの儚さ運命の非情さに愕然とした。 語る言葉も無い。
○ 選挙が終わった。 民主党の政権に却って不安もある。 第一自民党から第二自民党に政権が移っただけとは思いたくないのだが。
○ 季節の移ろいがはやく感じられる。 夏があっという間に過ぎ去った。 日々の平穏のなかに小さな喜びを見出していく暮らしが続く。
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