横校労
ニュース
431号
2009年12月

目次

1. 学校の風景
2. 慌しい国会周辺に全国の学校労働者の声は届いたのか

3.

見えてきた 「改ざん ・ 捏造」 の構造

4.

自由社版歴史教科書を読む その4

5.

全国で唯一横浜市教委だけが、 国旗掲揚を命じる文書発信をした
 これ以上教育長の独断専行は許さない
6. 深やんの学校シッセキ簿 その28
7. 日録

 8.

職場から

 9.

95 才 むのたけじさん 健在

 10.

市政ウォッチング

11.

夏炉冬扇

12.

編集日記
   
 

日録

11月7日 市中学校バレー大会
 ちょっとしたきっかけがあって、 試合見学に行った。 特別支援学校に異動して10年以上経つが、 その光景は昔とあまり変わっていない。 ベスト4のチームの監督のうち三人はそのころよく試合をした顔見知りだった。 学校を異動してもチームの雰囲気や成績も変わっていないように見える。 監督の影響は大きいと感じた。 それにしても、 20年以上も休みを取らずに頑張っていることには頭が下がる。 中学校が部活を抱え込んでいる状態も昔と変わっていないと思った。 
11月16日 風邪?
 朝から、 咳がひどく体もだるかった。 こんな日に生徒がパニックになったら対応できるか心配だった。 生徒下校後、 早退しようと思ったとき、 「病院に行かなければ、 療休は認めない」 ??と朝の打ち合わせで副校長先生がおっしゃっていたことを思い出した。 あまりにも具合が悪かったので、 つべこべ言わずに年休で帰ってとりあえず寝た。 
11月22日 
 「発達障害の二次的な問題を防ぐ」 
 というYMCAのセミナー
 気になる生徒が学年にいるので題名にひかれて行ってみた。 講師はよこはま発達クリニックの児童精神科の医師だった。 発達障害の子どもとの関わり方の基本的な考え方を、 丁寧に話してくれて納得をした。 
11月24日 
 薄型TV 学年会にて
 政権交代の前に、 景気対策として文科省の予算で薄型テレビを各学校に配ることが決まっていたとのこと。 うちの学校にも37台くるそうだ。 今は安全と空間確保のために天つりタイプだが、 今度は床置きタイプ。8.5b×8.5bの教室のどこに設置すればよいのか、 結論はでなかった。 
11月29日 OB会
 同級生が勤めていた乳製品業界トップの会社では、 かなり前に細かな人事評価制度をやめている。 管理職だった彼が言うには、 飲み会で張り切っている人に協調性ありと評価してしまう、 近くに寄ってくる話のうまい人の評価がよくなりがち、 他の人との競争になるので、 共有した方が良い仕事のノウハウを伝えず自分だけのものにする人がでてきた等々があり、 結果として社員のやる気の低下につながり、 会社にとってもマイナスとなった。 
11月30日 
 プラズマTV 学部会にて
 薄型テレビは、50インチのパナソニック製プラズマテレビで、 大きさは横幅122p、 台を含めた高さは155p、 台の幅は70p×70pであることが判明した。 設置場所についての結論はでなかった。 
12月5日 文化祭
 三日間の文化祭が終わった。 人混みやいろいろな音、 いつもと違う教室の景色、 見通しを立て難い日課…。 自閉傾向の強い子どもにとっては辛かったと思う。 まあ、 それをどう支援するかも仕事なのだが、 自分だって苦手なことや出来ないことはあるし、 行きたくない所もある。 行事を通して学べる子どもがいることは確かなので、 簡単にはなくせない。 ある卒業生の保護者は、 どうやって行事を乗りきるか、 ということばかり考えて12年間が終わったと言っていた。 
12月9日 ボーナス
 減っている。 (南支部 河野)

夏炉冬扇

2009年
12月
 4日 全学労組文科省交渉
全学労連・全学労組全国総決起集会・国会請願とデモ
 9日 北支部会議
12日 自由社版中学校歴史教科書問題を考える横浜・市民集会

  編集日記

▼ 本誌五面の 「日の丸」 掲揚指示通知。 自由社版歴史教科書の採択に続き、 またも横浜市教委は汚点を重ねた。 それにしてもだ。 通知の末文、 「よろしく取り計らいください」 にはビックリした。 何とまあ曖昧で情緒的なことだろう。 分かるようで全然分かんないけどすこぶる便利な物言いだ。 みんな、 市教委にならって使いましょう。 多忙な勤務、 雑多な研修、 疲労困憊の生徒指導…。 「校長、 そこんとこよろしく取り計らってね!」 
▼ 夏の終わりに、 組合員のひとりが早々と旅立った。 思えばこの数年、 私の周りの友人や知人が何人も先立っている。 どなたも、 自分の思いを貫き生きた人たちばかりだ。 立派な人たちが皆亡くなっていく。 だから 「オレも気をつけなくっちゃ」 とひとり冗談めかして朝出かけに呟くと、 かえって寂しさばかりが、 師走の寒風と一緒に身を包むのだ。 
▼ 00年代が終わり、 次の10年が始まる。 私たち学校労働者は、 この先どのような風景に出会っていくのだろう。 滅私奉校一色と化した働き方に転機はくるのだろうか。 
  よいお年を。  (仮)