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横校労の取り組みがわかります。


第49回臨時大会報告――熱い連帯に囲まれて――


 横校労結成二五年、 新市長誕生という状況下で横校労第四九回臨時大会が開かれた。

 今大会は、 全学労組に結集する千葉学校労働者合同組合、 埼玉教育労働者組合、 春日井学校労働者組合から、 また神奈川で共に闘っている学校事務労働組合神奈川、 更に地域で市民運動・地域運動をして共に歩んでこられたお二人という多くの来賓を迎え熱い連帯の雰囲気の中での開催だった。 全国から寄せられた祝電も各地で厳しい状況下奮闘されている各独立組合の熱い思いがひしひしと伝わってくるもので参加者全員が鼓舞されるものであった。

 大会はまずこの一年間の経過及び総括について提案された。 新勤務時間体制下での、 実質的超勤の定着化、 その背景にある給特法体制を打ち破る一歩として取り組まれた措置要求の闘いは、 人事委員会提訴後丸一年以上経過したが未だ判定が出されていないものが残っている。 一方で市教委は措置要求を 「理由」 として横校労との交渉要求には応じようとせず、 個人としての措置要求と労使関係を意図的に混同させるばかりでなく、 労組の違いによる差別的な対応を平然と行なってきたのがこの一年間であった。 学校五日制の完全実施、 新たな人事制度、 賃金制度の見直し下、 我々は全国の仲間たちからの情報を収集してきたが、 今後出されてくる研修の扱いもふくめ、 市教委との交渉、 現場での闘いを一層強めなければならない。

 新教育課程実施へむけた取り組みでは、 よりシンプルな教育と働き方をめざす横校労として各々の職場での提起という形でしか主にできなかったが、 具体的な取り扱いや評価の問題として、 行政の指導に対し当事者の判断の拡大へむけた戦術を行使してきた。 日の丸、 君が代への取り組みも横校労組合員のいる職場でも導入を強行する動きが強められたが、 多様な戦術を行使し、 君が代を阻止している職場を維持するなどの成果があった。

 情勢及び任務・二〇〇二年度方針に関する件は午後に集中的に論議された。

 世界のアメリカンスタンダード化、 ドルによる世界経済支配というグローバリゼイション化の進展の情勢下、 アジア、 日本の政治情勢、 経済情勢と 「小泉改革」 の問題、 高失業率とワークシェアリングとの関係等を労働・労働運動情勢の中で危機感をもって分析し報告された。 更に教育情勢として、 教育版構造改革である学校五日制・新指導要領の完全実施は、 確かに社会の高齢化、 IT化、 国際化などの構造的変動に対応しようとするものだが、 新たな施策がすんなりと実現するとは考えられない。 教育内容についても文科省の動揺が実施前からみられたり、 学校管理の根本理念の不明確さからくる多くの矛盾や混乱が予想される。 労基法、 給特法と現実の矛盾、 混乱を一方では臨時的任用職員の大量配置でカバーしようとすることは問題の根本解決にならないことは明らかであることなどが論議された。

 これらの情勢をふまえ、 運動の基本方針として、 労働の縮小という観点から、 より短く、 よりシンプルに、 よりフレキシブルに働くことを追求する。 第一に、 時間外勤務のない勤務体制をめざす。 そのための手だてを、 教育内容、 定数増や勤務時間の割り振り変更など個別具体的な闘いで構える。 時間外勤務に対しては告発まで視野に入れた闘いを組む。 特に今年は、 非常勤・臨任職員と正規職員の完全な平等化、 再任用制度などを強力に取り組む。 戦術としては校長交渉から、 市教委交渉、 措置要求、 裁判まで活用し闘うなど提案され、 財政関係の議案を含め全て賛成多数で可決された。

 大会開催にあたり、 千葉県の四街道市教委から 「不適格教員」 とされ 「研修」 を命じられていた渡壁隆志さん (千葉学校合同書記長) が、 校長自らが渡壁さんの車に体当たりしたのを傷害事件とされた 「冤罪事件」 に対し、 不当逮捕、 長期勾留の末、 三月二六日には千葉地裁 (小池洋吉裁判長) による実刑判決という超反動攻撃がなされたことに対し組合として怒りと抗議を表明した。

(朝倉賢司)

 

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