【子育てカフェ】第一回開催しました!!

子育てカフェ

2019年11月16日、気持ちのいい秋晴れの日曜日、横浜ベイクウォーター内にあるカフェで、第1回子育てカフェを実施しました。

和気あいあいと個人ごとの相談を

子育て中の組合員が中心となり、育児と仕事とのバランスのとり方、各種権利のこと、保活(保育園入園のための手続き)のことなど、これまでの経験や知識をお伝えして気軽に情報交換できればという思いで企画しました。

参加者は大人12名、子ども13名(0歳~8歳)、予想を上回る多くの方に参加いただき、和気あいあいとした有意義な時間となりました。

簡単な組合員の挨拶の後、参加者からひと言、食事、歓談という流れでしたが、あっという間に90分が過ぎ、参加者の方にアンケートを書いてもらって終了しました。

その後、会場に隣接するプレイスタジオに移動し、自由参加で子どもたちが遊ぶ中60分ほど個々で話をしました。

 話題となったのは時短勤務の種類や申請方法のこと、職場での分掌のこと、妊娠中や復職後の勤務をどうしたらよいのか、など、個人ごとに様々でした。

また、普段なかなか外に出て食事する機会がなく、教員の方とも話す機会がないので、とても楽しかったという声も聞かれました。

今回来られなかった方も含め、まだまだ多くの需要があることを実感したカフェとなりました。

参加者アンケートより―

・参加して自分の知らなかった情報を得ることができ良かったです。 あっという間に時間が過ぎたので、またゆっくり話せるといいなと思いました。

・久しぶりにたくさんの方とお話ができてうれしかったです。悩んでいたけれど 誰に聞けばいいか分からなかったことが伺えてすごく有意義な時間でした。 次はもっと聞きたいことを具体的に準備してきます。

・不安だった育休明けの勤務のこと、制度のことなど、知りたいことをたくさん教えていただけて良かったです。保活の裏ワザ等目からウロコの情報もたくさん聞けて来てよかったと思いました。

・浜教組以外にも組合があることを初めて知りました。男性で育短、部分休業を取得されている方も初めて見たので、最新というか、進んでいる印象でした。 少人数の組合で意見交換も密にできそうなので、素敵だなと思いました。

・企画、準備などありがとうございました!家族4人で参加しました。カフェの後に夫婦での会話が増えました。

・貴重な機会にお声掛けいただきありがとうございました。民間企業と比べて働き方改革が遅れている印象を持っていたのですが、様々な制度を活用して頑張っていらっしゃるのが印象的でした。

実際に色々な権利や制度を使って働いている組合員がいること

私が第一子を妊娠した9年前、職場には子育て中の職員がほとんどおらず、事務職の方に「産休に向けた事務手続きをするのも久しぶり」と言われた記憶があります。

つわりはなく元気でしたが、色々な権利を知っていれば使えたのになあと思います。満員電車での通勤も通勤緩和の職免を使えば少しは楽になったことでしょう。

まだ保育配慮が適用されないので勤務先が遠く、片道一時間以上の道のりはかなり応えました。

当時は教室にエアコンがなく、三者面談の時期に夜中に鼻血が止まらなくなってしまったこともありました。知らず知らずのうちに無理をしていたのだと思います。

育児中も同じように、諸権利を知ってうまく使えば、自分と家族にとってより良いバランスで仕事ができるようになると考えています。

私自身は育休中に色々と情報収集をし、組合の力を借りて、復職する際に育児短時間勤務を申請しました。

現在は部分休業を使って勤務していますが、子どもの成長や仕事内容も日々変わるので、常に良いバランスを模索しています。

各種時短勤務は様々なパターンや制約があり、まずはそれらを理解しなければなりません。

そして、管理職との事前の打ち合わせがとても重要です。横校労の強みは、実際に色々な権利や制度を使って働いている組合員がいることです。

カフェでは、豊富で多様な経験をもとに、個人の考えや状況に応じてアドバイスすることができました。

私の職場では、子育て中の職員、妊娠中や育休中の職員が増えてきました。どの職場でも、これからさらに増えることが予想されます。

だからこそ妊娠や育児にかかわる諸権利を、管理職を始め職場全体で共有していくことが必要だと感じます。

また、産休中・育休中でもゆるく仲間とつながりながら近況報告や情報交換ができれば、不安が解消されるのではないでしょうか。

同じ教員という立場だからこそ分かり合える話題も多くあります。横校労は今後も子育てカフェの企画を継続し、コミュニティづくりができればと思います。

第2回の子育てカフェへのご参加、お待ちしています。

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